本厄の恐ろしさを実感 前編

コラム

厄年??そんなのただの迷信だよー!!って思っているそこのあなた!!

マジで要注意ですよ!!

職場などで諸先輩方から「厄年、マジやばかったよー!!」ってセリフ、よく耳にしませんか?

話を聞いてみると、事故にあっただの、病気になっただの、仕事で大失敗しただのと色々言ってますけど、それはたまたまでしょ??って話を聞く度に思いませんか??

僕もそう思ってました。自分がこの本厄という恐怖を味わうまではね…

そう、始まりは新年の初詣になります。

初穂料(はつほりょう) 三千円 五千円 一万円 三万円 とあり

うーむ…悩んだ挙句、ケチって五千円を選択しました。

とは言え、5,000円ですからね!その頃は本厄って言ってもただの迷信でしょーって思ってましたから、それに5,000円、十分でしょー!!

そうして、僕は5,000円分の厄払いを受けました。とりあえず今年はこれで安泰だと思い、出店のたこ焼きを頬張りながら初詣を満喫して帰りました。

しかし初穂料をケチってしまったせいか、始めの厄はすぐにきました。1月も早々に社員の子が一人辞めてしまいました。原因はちょっとした冗談からかんしゃくを起こし、勢いのまま辞めてしまいました。若いのに、真面目で素直な子でしたので将来有望だったのですが、まさかの逆ギレ!!口は災いの元…痛感しました。

それまで4人でこなしていた仕事を3人でこなさなくてはいけなくなり、それからが超ハード!!その超激務の中、久しぶりの女友達からLINEがありました。おぉー久々にどうしたんだろう??と思いLINEを返すと、何か悩んでいる様で相談したいことがあるとの話でした。超激務だったのですが、悩んでいるとの事でしたので、仕事の時間を無理やり空けて、話を聞いていると徐々に話が支離滅裂になっていきました…ん!?なんかおかしいぞ!?と思った時にはもう遅く…気が付くと慰謝料がどうのこうの、旦那さんにもどうのこうのと言う話に巻き込まれて行きました。困ってるから力になろうと善意が完全に裏目に出た最悪のパターン!!どうにか友達に仲裁してもらい、話は収まったのですが、後で話を聞くとその子は、その頃精神病を患い病院を入退院していたらしいです。

本当にこんな昼ドラみたいな事ってあるんだぁ!?…ん!?…厄年だっ!!!

厄年…こえぇぇぇぇーーー!!

その後も、段取りの悪い監督の現場にあたり、なかなか現場が終わらず、ほかの現場の予定ともバッティングしてしまい、激務に追い込まれる

他の社員の子が心を病んで病欠し、激務に追い込まれる

その後も、これらのようなジャブをちょいちょいくらいながら激務をこなし、季節は夏になりました。

仕事が一段落し、今度は余裕をみて仕事するぞ!!と心機一転、新しい現場で一生懸命働いていました。大工仕事ではノボパンと言う家の強度を強くするベニヤの様な面材を家の外周部に貼る作業があります。通気を取るために基礎パッキン分ノボパンと基礎の間にパッキンを挟みノボパンを少し浮かせた状態で貼っていきます。いつも通り淡々と貼っていたのですが、その日はなぜかそのパッキンの掛かりがあまく、パッキンが外れ、少し浮かせておいたノボパン落ちてきました。危ない!!と思い下を見たら、そこにはまだ僕の左足が残っていました…いってぇーーー!!と思った瞬間、僕の左足の親指がノボパンによりギロチン状態になってました!!生傷絶えない仕事なんで、多少の痛みには慣れていますが、今回の痛みはいつものそれとは違い、激痛も激痛でした…あまりの痛さにうずくまり悶絶。恐る恐る腫れた指の具合を見て、自信が確信に変わりました。折れてる!絶対に折れてると!

激痛の中、どうにか病院にたどり着きましたが、よりによって土曜日の夜だった為、救急外来は昼間の様にこんでいました!激痛に耐えながら3時間も待たされた挙句、「折れてるから月曜日にもう一度来てくれる」で片付けられました…だったら待たすなよぉーーー!!

考えてみると15年ぶりくらいに骨折しました..んっ!?…まさか…

厄年こえぇぇぇぇーーー!!

後編に続く…

厄年の恐ろしさはこんなものじゃ終わりません(涙)

涙の後半戦乞うご期待

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