こらから社会に出る新人さん、もしくは出たばかりの新社会人さん、いまいち仕事に対する向き合い方がわからないなんてことで悩んだりしていませんか?
と言うのは僕もやはり新人の時にその姿勢でずいぶん失敗してきましたし、失敗した兄弟弟子や、弟子を見てきたからです。仕事の内容は教えてくれても、そういった心構えや仕事に対する姿勢と言うのはなかなか具体的に教えてもらえないと思います。
しかし、新人が先ず覚えなきゃいけないことは決して仕事の内容ではなく、そういった社会人としての心構えだったり、仕事に対する姿勢だからです。
自分自身の体験もありますが、特に親方になって弟子を教えている時に、痛感したことを今回は皆さんに伝えて少しでもお役に立ててもらえたらと思って書かせて頂きます。
色々と大切な心構えはありますが、一番大事な事は積極性です。
簡単に言うと、ドンドン前に出てください。仕事に対して、自分の成長に対して思いっきり突っ走ってください。
失敗したらどうしよう。余計なことしたらどうしよう…なんて弱気なことは考えないでください。少し生意気くらいで前に前に出てもらって全然良いと思います。
そして怒られる覚悟をしましょう!怒られることは嫌なことだし、怖いです。誰だってそうです。だけど、その覚悟を持たないと前には出れないので、覚悟を決めてください。怒られたっていいんです。所詮、怒られたって殺されるわけではありません。なんなら一発くらい殴られる覚悟でいれば、口で怒られるくらいなんとも感じません。
経験を積むことが一番の成長です。どんなに勉強して知識を詰め込んだり、練習で技術を学んだりしても、経験に勝る成長はないと思います。この貴重な経験を周りの人より一つでも多くすることが早く成長するコツです。その経験は守りに入って、慎重に構えていてもなかなかもらえません。積極的に上司にせがんで、もらうしかないのです。
そして大いに失敗してください。失敗は成功のもとです。失敗は部分的成功と、成功者の代名詞でもあるほりえもんも言っています。失敗(部分的成功)をたくさんした人の方が成功により近づけます。
とはいえ、同じ失敗を何度も繰り返したらただのバカになってしまいます。だから、失敗したことをしっかりと覚えて、同じ失敗をしないように心がけましょう。3回くらいまでは基本セーフだと思います。
上司目線からしても、積極的スタイルの方が、いい意味でも、悪い意味でも印象にも残ります。しかも、上司の立場になるとわかるのですが、前に突っ走る子の方向転換をするのは簡単ですが、積極性のない子の背中を押すのはとても難しい作業なのです。
僕の社会人人生で見てきた限り、テンポよく成長していく新人はみんなこのタイプです。そして親方の立場から見ても、弟子にはこういう姿勢で仕事をして欲しいと思います。
仕事に対する姿勢の問題なので気をつければ誰でもできます。最初は難しくて極端に出来なかったとしても、少しづつでも試してください。慣れてくれば問題なくできるようになりますし、その姿勢は絶対に会社で評価されるはずです。そして修業期間を少しでも早く抜けて、一人前になって、仕事を自分のスタイルで楽しめる立場に上り詰めてください。もちろん本当の挑戦はそこからなんですが、先ずは早くそこに行けるように頑張ってください。応援してます。
Boys be ambitius!!
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